あんまり仲良くない人に自分の近くに来られて嫌な気持ちになったことはありませんか?
逆に恋人や好きな人にそばに寄られるとドキドキしますよね。
なぜ人によって近づかれるとドキドキしたり、不快に感じたりするんでしょうか?
相手によって不快だったり、心地よかったりする距離感のことを「パーソナルスペース」といいます。
モテる人はこのパーソナルスペースを上手に使って、意中の相手にドキドキさせたり、意識させたりしているんです!
この記事はこんな内容
- そもそもパーソナルスペースって何?
- モテる人の上手なパーソナルスペースの使い方とは
- パーソナルスペースを上手に使ってモテる方法
このパーソナルスペースは男女で大きく異なるといわれています。
それを知らずに距離感を詰めすぎると、逆に嫌われてしまう可能性も。
パーソナルスペースとは何なのか、上手に相手との距離を縮めるにはどうするべきなのか。
しっかりと学んで、気になるあの人にアプローチをしていきましょう!
もくじ
そもそもパーソナルスペースって何?
パーソナルスペースは1966年にアメリカの学者であるエドワード・ホールが提唱した「コミュニケーションをとろうとしてくる相手が近づくことを許せる距離」のことです。
動物の世界でいう「縄張り」のようなものですね。
そこまで極端なものではないですが、人間にも「縄張り意識」があるということ。
チェック
と考えてOKです。
パーソナルスペースでの感じ方は人それぞれ
パーソナルスペース=自分の縄張りに入られたとき、嬉しかったりドキドキしたり、不快に感じたりイラっとすることってありますよね。
例)
⇒とても居心地が悪い
「あー、早く着かないかなぁ...」なんて憂鬱にる
・エレベーターや電車がとても混んでいて「好きな人」と密着している状態
⇒ドキドキがヤバい
「あーこの瞬間がずっと続けばいいのに...」なんてテンション
恋人と同じ状況になったとしても、他人が傍にいる不快感よりも、恋人と密着してる居心地の良さの方を強く感じると思います。
このようにパーソナルスペースは「相手との親密度」で、その広さ(距離感)が変わっていくと言われているんですね。
ではパーソナルスペースはどのように変化するのかを見ていきましょう。
パーソナルスペースの4つの距離感
パーソナルスペースは大きく4つに分けることができます。
・親密距離 0~45㎝
ごく親しい仲だとお互いに認識している距離。手で触れられる距離。恋人や家族など、本当に自分が心を開いている相手との距離。
・個体距離 45~120㎝
相手の表情がわかる程度の距離。手を伸ばしてやっと触れられるくらいの距離。友達と認識している相手との距離。
・社会距離 1.2~3.5m
手は届かないけど、会話ができるくらいの距離。初めて会う相手や、ビジネスの場面で用いられる距離。
・公共距離 3.5~7m
複数の相手を見渡せる距離。1対多数の場合など。何人かを相手にした面接や話し合い、講演会など。
仲良くないのに親密距離に入られて「イヤだな...」と不快に感じたり、仲がいいと思っているのに社会距離を保って話されると「嫌われちゃったのかな...」と思うのは、相手に対するパーソナルスペースの持ち方が影響しているのです。
パーソナルスペースは男女によって違う
パーソナルスペースは男女によっても、その広がり方が違います。
・男性の場合
自分の前側に広い
・女性の場合
自分を中心として円を描くように
親密に感じたり、ドキドキする距離感が男女で異なるということは、「男性にとってはパーソナルスペースに入っていても女性にとっては入っていない」ということもあるのです。
つまり
・男性に対してアプローチしたい⇒正面か斜め前で話すことが効果的
・女性に対してアプローチしたい⇒横から話しかけるようにすると効果的
ってことですね。
パーソナルスペースには個人差がある
パーソナルスペースには男女差だけでなく個人差もあります。
⇒パーソナルスペースが広い
・内気な人
⇒パーソナルスペースが狭い
こんな感じで、人と喋ることが得意だったり、コミュニケーションが苦手だったりするとパーソナルスペースは通常よりも広くなったり狭くなったりします。
他にも相手に対する警戒心が強かったりすると広くなり、ある程度会う前の情報などで相手に対する警戒心が薄れていたりすればパーソナルスペースは通常より狭くなるわけです。
重要なのは「相手のパーソナルスペースはどれくらいなのか」というのを把握すること。
モテる人ほどこの能力が身についてます。
次の章ではモテる人がどのようにパーソナルスペースを利用して相手と仲良くなっているのかを解説していきます。
モテる人の上手なパーソナルスペースの使い方とは
モテる人の特徴。
それはこのパーソナルスペースを「上手に利用している」ということ。
つまり相手との距離の取り方がとても上手いのです。
モテる人はどのようにパーソナルスペースを活かしたアプローチをしているのでしょうか?
とにかく距離が近い
モテる人はとにかく距離が近いのが特徴です。
・何気ない会話の最中
・飲み会でとなりにすわったとき
とにかくなにかと距離が近いんです。
でもそれを不快に感じないギリギリのラインで攻めることができるのがモテる人独特の感性。
モテる人は、「相手との距離を縮めることが打ち解けることの近道である」ということを知っています。
相手との距離が近すぎても悪印象ですし、遠すぎてもなかなか仲良くはなれません。
その距離感の詰め方の上手さがモテる由縁といったところでしょう。
パーソナルスペースに入り込んで親密度を計る
モテる人はこのパーソナルスペースにあえて入り込むことによって、相手との親密度を計っています。
1.まず普通に相手に話しかける
2.少し話が盛り上がったところでさらに距離を縮めていく
3.相手の反応をうかがう(話や目線をそらしたり、身体を傾けるなど)
4.その時の距離感で現在の相手との親密度を判断
こんな感じの流れですね。
このときの相手との距離が
・45㎝以内
⇒相手は自分に好意がある
・120㎝以内
⇒好意はないが友達くらい
・120㎝以上
⇒まだまだ警戒されている
といった感じで判断します。
「自分に好意がある」と判断した場合に、どんどんアピールして恋愛をモノにしていくんですね。
ボディタッチをしたり、デートに誘っちゃったりって感じ。
逆に「まだ仲良しとは思ってもらえてない」と思える距離感ならば、まずはお互いのことを良く知り、仲良くなる方向で会話や行動を進めます。
「今度会社の何人かで飲み会するんだけど来ない?」といった感じですね。
モテる人はあえて相手のパーソナルスペースに飛び込み、直感的に「ココロの距離」を計っているのです。
パーソナルスペースを上手に使ってモテる方法
「あの人をなんとか落としたい!」
「好きな人に振り向いてほしい!」
狙った異性に好きになってほしいなら、上手にパーソナルスペースに入り込み、距離感を縮めていくことが重要です。
ここではそんなときに使えるテクニックをいくつか紹介していきます。
- ボディタッチを上手く使う
- 「理由付け」をして相手のパーソナルスペースに入る
- 物を貸し借りする
1.ボディタッチを上手く使う
パーソナルスペースを上手に使うテクニックとして代表的なのがこの「ボディタッチ」。
アプローチしたい相手が自分に好意を持っている場合(それを確信できるとき)、これ以上に効果がある方法はないでしょう。
好意のある相手に触れられて嫌な思いをする人はいません。
・背中を軽く触る
・二の腕さらっとつかむ
などなど、あくまで自然に、違和感のないタイミングを見計らってアクションするのがベスト。
特にお酒の席では相手の警戒心も薄れているので、ボディタッチが成功しやすいです。
・注意点
ボディタッチを活用する際は以下の2点には注意しましょう。
1.パーソナルスペースを見誤らない
2.あまりに多用すると「軽い」とみなされる
相手が自分に対し好印象を持っていない状態で親密距離に入ってしまうと「何こいつキモい」って感じに悪印象を与えてしまう可能性大。
一度悪くなった印象を改善するのは容易ではなく、ここを見誤ると取り返しがつきません。
日ごろから相手との距離感を把握しておくことが大切。
とはいえ、悪く思われてないからといってあまりにボディタッチをしすぎると「この人ってチャラいな。」と警戒される可能性も大きくなってしまいます。
この状況を避けるために、ボディタッチをする際はなるべく人目に付かない場所で実践しましょう。
また、何人か狙っている異性がいても誰かれ構わずボディタッチをしてしまうと「チャラい」「軽い」といった悪評が広まり、本命との恋も進展しなくなることがあるので注意。
男女間でもボディタッチの許容範囲は大きく異なります。
女性が男性に対して肩や手に触れても許されることが多いですが、それを男性がやると「セクハラ!」といわれる危険性もあります。
注意
これだけは忘れないでください。
2.「理由付け」して相手のパーソナルスペースに入る
違和感なく相手のパーソナルスペースに入るテクニックがこの「理由付け」。
なにかしら相手に近づく理由を付けて、相手のパーソナルスペースに入り込むというテクニックです。
先ほどのボディタッチは少しハードルが高いものでしたが、この「理由付け」は比較的簡単で、なおかつ嫌がられない万能のテクニックなのでぜひ実践してみてください。。
・背中に糸くずがついてる」といって、取る素振りをして近づく
・「服が汚れてる」といって近寄る
・「これ見て」といってケータイを見せながら近づく
なんの理由もなくいきなりそばに寄られたら「なんなの?」となりますが、何かそばに寄る正当な理由があればそれは「仕方ないこと」。
ゴミや汚れを取ってあげれば「ありがとう」なんて感謝までされることも。
これを何度か繰り返すことによって、だんだんと距離を縮めることができます。
3.物を貸し借りする
実はパーソナルスペースは自分の持っている物にも存在しています。
ペンや携帯など、その人の所有物にもパーソナルスペースはあるんですね。
これを利用して、気になる相手との距離感を縮めていくことができます。
・あ、そこにある俺のケータイとってもらっていい?
・悪いんだけどペン貸してもらえないかな?
・雨降ってきたね!傘貸そうか?
こんな感じで物の貸し借りをしたり、自分の所有物に触れてもらえばOK。
物にもパーソナルスペースがあるということは、こうやって物を借し借りしたとき「その人との距離感まで意識してしまう」ということ。
相手との距離感を縮めたいときは自分の物を相手に貸たり借りたりしましょう!
その物を貸している間は、その人のパーソナルスペースに間接的に入り込んでいる状況。
つまり距離が離れていても自分を意識させることができるのです。
先ほど同様に、「貸してくれてありがとう」と感謝され、会話のきっかけも増えるので一石二鳥なテクニックです。
ここで注意!まずは第一印象がいいことが重要
パーソナルスペースを活用して相手との距離を縮めるテクニックを紹介しましたが、ここで一つ注意点。
これらのテクニックは「第一印象がいいこと」が最低条件です。
第一印象が悪いと、そもそも近づいただけで「うわっ。寄るなよ」って思われちゃいますからね。
・外見=最低限の清潔感とウケのいいファッション
・会話=明るく落ち着いて笑顔で会話&コミュニケーション
パーソナルスペースを意識したアプローチをする際は、必ずこれらをクリアして第一印象を良くした状態で実践してください。
まとめ
パーソナルスペースを上手く活かして
相手との距離をグッと縮めよう
パーソナルスペースについてしっかりと理解し、上手に相手との距離感を縮めることがモテることへの重要な第一歩。
とはいえ、簡単にその感覚が身につくわけじゃないので、何度か実践を繰り返してその感覚をマスターしていきましょう!
慣れてくると肌間で「あー、行けるな」って分かるようになってきますよ。
異性と上手く仲良くなれるようになると自信もつくので、前向きにチャレンジしてくださいね。
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